アフリカ大陸における6つの優先課題発表される(ブルッキングス研究所)
ブルッキングス研究所より、アフリカ大陸における6の優先課題が発表されている。
その内容には様々な議論があるものの、ブルッキングス研究所という一流とされる研究所において特に欧米諸国がどのような問題意識をアフリカ大陸に対して抱いているのかが分かり非常に興味深い。
1.Bolstering good governance(グッド・ガバナンスの強化)
The imperative of inclusion and efficiency
2.Managing debt and mobilizing resources(債務管理と資源動員管理)
A delicate balance to sustain economic growth
3.Harnessing Africa’s youth dividend(アフリカの若者(人口増加)の配当を支える)
A new approach for large-scale jobs creation
4.Fixing fragility(脆弱性の克服)
The role of the private sector and local institutions
5.Africa’s untapped business potential(アフリカの未開発のビジネスを進めていく)
Countries, sectors, and strategies
6.Boosting trade and investment(貿易と投資の促進)
A new agenda for regional and international engagement
特段目新しいものはないものの、どの項目も非常に興味深い。何よりも、グッド・ガバナンスが第一位に挙げられていることが欧米のシンクタンクならではの見解であり非常に興味深い。コンゴ民主共和国、中央アフリカ、ナイジェリア、スーダン等で政治に関して様々な動きが生じているが、こういった上記のレンズで、報道を分析してみるのも非常に重要であることを改めて確認できた。
益々、アフリカから目が離せない。